旧暦1月・5月・9月の23日の夜、宿を決めて集まり、ふるさとを遠く離れた夫や子供たちの無事を祈る「二十三夜待」という行事は、古くから各地で行われています。
この行事では、離れている人の持ち物等を飾り、酒肴や23個の団子を供え、一晩中、食べたり、飲んだり、歌や踊りをして、月の出、日の出を待ちました。
この供養塔には、「安永三年 女相中」と刻まれていますので、江戸時代の中頃(1774)に、この地区の女の人たちが、夫や子供の無事を祈って建てられたものと思われます。
- 2023/10/7〜10/17
国体開催まで
124日