像の高さは約60センチ、右手にめしげ(杓子)、左手に細長い棒のようなものを持ち、頭には頭巾のようなコシキをかぶっています。美しくよく整った彫刻で、台座には雲竜紋の模様があり、その下の台石には「霜月吉日享保八歳(一七二三)女人相中」と刻まれています。
享保8(1723)年頃に建てられたもので、隣りに二十三夜待供養塔もあり、このあたりの女の人たちによって建てられたものです。
昭和41(1966)年、川上町の田の神とともに県文化財に指定されました。
(出典:「鹿児島市の史跡めぐりガイドブック-四訂版-」鹿児島市教育委員会・平成11年3月発行)
- 2023/10/7〜10/17
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10日